天使がくれた3日間
少女から大人になった日

11/15/2001-11/18/2001


Venice Beachの光
Part1|Part2|

思いがけぬ再会


キャノンみつこさん、加藤まりさんと
あゆみちゃんとフェルナンドとの再会を楽しんだ後、LA在住でお花の先生をなさっているという加藤まりさんという方とお会いするためにエルちゃんの家に向かった。まりさんはやはり私のホームページを見てださっていてつい最近私にコンタクトを取ろうとされた矢先に私がLAに現われたので、会いに来てくださったのだ。そしてエルちゃんの家に着くとそこにはなんと思いもかけない人が待っていた。キャノンみつこさん。この夏ガイアシンフォニー上映会と佐藤初女さんのおにぎり講習会を企画されたその方ご本人だった。そしてそのみつこさんから私は今回の旅の出発前日にみつこさんが青森の森のイスキアに招待され、初女さんと過した体験談をメールで頂いていたばかりだった。しかし!みつこさんがなぜ今LAに?サンフランシスコとLAの中間くらいに住んでいらっしゃるみつこさんが突然私の目の前に居るのが不思議でしかたなかった。

「別人かと思ったわ!」みつこさんは私を見て言った。夏に会った時の私は今にもふわふわと飛んで行ってしまいそうな頼りない風貌だったらしい(^^;)。私自身はいつも同じだと思っているんだけどな、、、。そう言えばあの時初女さんからは「しっかりやってくださいね」と目をじっとみつめられてお言葉を頂いたし、龍村監督からは「ガイアの上映をサンフランシスコでも実現したいです」と言った私に「ゆっくりやってください」と言われたし、、、(普段監督は「よろしくお願いします」というよ、とみつこさんは言っていた、、、)よっぽどふわふわしていたらしい。でもみつこさんから見た今日の私は別人みたいにエネルギーがあるらしいのだ。自分でもよく分からないけど、ともかくこれが本来の私なんですよーと言いながら思いがけない再会を喜んだ。


エルちゃん、あやかちゃんと
みつこさんとの再会はエルちゃんが私に内緒でそっと設定してくれたものだった。昨日の夜、あやかちゃんが私の体をマッサージしたいと言ってくれた時の私のあまりにもうれしそうな顔を見てエルちゃんは「この人をみつこさんに繋げるのは今だ」と思ったそうだ。以前からいつかそういう機会が来たらと思いながら今回たまたまLAに滞在中のみつこさんと私を繋げる絶妙のタイミングをエルちゃんは感じた。お料理教室の先生だとばかり思っていたみつこさんが実はエサレンマッサージのヒーラーであること、これから気づきの輪を大きく広げて行きたいこと、そしてそれには拠点拠点での人との繋がりが必要なこと、そして私がサンフランシスコにいることがこの気づきの輪を広げる上で大きな意味があること。たくさんたくさん話をした。それは私の中でもう既に始まっている人との繋がり、癒し、気づき、平和への輪の動きを更に広げるための絶妙のタイミングだった。私はこの人達と繋がるために来た、その時この旅の意味が大きく見えたのだ。

「まずは基点になる人が癒されていないとネ。それじゃあ、あなたの体をマッサージして体からのメッセージを聞くわね」こうしてみつこさんからマッサージセッションを明日受けることになった。

私の体が癒される!私は人生の中でこの瞬間をいかに待っていたか!明日が楽しみだ〜〜〜!もううれしくてうれしくて私は完全に数ミリは地上から足が浮いていたに違いない。

事故

朝サンタモニカのホテルを出発してエルちゃんの家へ。そしてそこでエルちゃん、あやかちゃんと合流してみつこさんの滞在先に向かう予定だった。私は舞い上がっていた。みんなに少しでも早く会いたかった。そして信号が黄色に変った交差点を通り抜けようと少しアクセルを踏んだ。ガッツーン!!!よろよろと左折してきた車の側面に正面から突っ込んでいた。すごい衝撃で車が止り煙をはき私は前のめりになってうつ伏していた。何が起ったのか一瞬空白になりその後相手のけがは!?ととっさに思った。幸い向うにはけが人はないようだった。私は煙の出る車の中でともかく携帯電話を見つけなければ、みんなに連絡しなければ、とパニックになっていた。自分の額に傷があることも体のことも気が付かず、ただこの旅で得た素敵な体験が一瞬にしてフェイドアウトしていくのを感じていた。私は癒されるどころか深く黒い穴の中に落ちて行くような絶望を感じていた。私は何処へ行ってしまうのだろう。呆然となりながらも警察の事情聴収を受けエルちゃんや峰ちゃんに連絡を取り、気を取り直して車が引かれて行くレッカー車の助手席に乗った。

車の処理手続きが終わり、エルちゃんの家まで送ってもらう頃には私はだいぶ気分が落ち着いていた。相手に怪我がなく、私も軽傷で、なにかがこの事故で弾けたような気がした。私を送ってくれたドライバーのイラン人男性と道すがらお金よりも大切なもの、出会いは期待の向こう側からやってくること、今回の私の事故のように。そんなことを話しながらエルちゃんの家に送り届けてもらった。私はなぜかとても気持ち良くなって別れ際に彼にハグした。

生きているということ、それだけでとてもうれしかったのだと思う。

究極のマッサージ、そして再生

エルちゃんが心配そうに迎えてくれた。念のためにエマージェンシールームでおでこの傷を見てもらうことにして、そしてみつこさんの所に電話をしてくれた。私は頭の何処かでこの事故でみつこさんとの今回のご縁は切れたのかもしれない、エルちゃんとみつこさんの電話のやり取りを聞きながらふと思っていた。みつこさんに会いたいなあ、同時にそんな思いが強くなった。エルちゃんが電話を替わってくれてみつこさんと話をすることが出来た。「事故はエネルギーのクラッシュなの。私の中で昨日からあるひとつのエネルギーが気になっていて、この事故を聞いた時にすぐにその事がぴんときたわ」私にはよく分からないけれど、みつこさんにとってもそしてエルちゃんにとっても私の事故が何かの気づきのきっかけになっているようだった。

そしてみつこさんは私のマッサージをしてくれることになり、私はエルちゃんに病院に連れていってもらい、その足で二人でみつこさんの所へ向かうことになった。

みつこさんの所に到着し一息ついた後、すぐセッションは始まった。洋服を脱ぎ準備をする間、私は何処からか「自分を信じてね」と言う声が聞こえたような気がした。私は自分を信じるために今ここにこうしているのかな。私の直感がそのことを伝えていた。そしてマッサージ台に横たわってみつこさんを待つ時、急に自分の傷ついた体に対して本当にごめんね、という感情が溢れて来て思わず泣いた。私はあなたのことを今までないがしろにしてきたね、本当にごめんね。そしてなぜだかこのセッションを受けた後、私は峰ちゃんともっと幸せになれるような気がした。峰ちゃんのことがしきりに頭に浮かんで来た。

みつこさんの手は不思議だ。マッサージの間中まるでウイジャ(西洋風こっくりさん)のようにするすると動く。普通のマッサージは手順に沿ってストロークが決まっているのに、みつこさんは私の体の声を聞いて何処をどうしてほしいかその声のまま手を滑らせるようだ。頭蓋骨を丁寧に丁寧に揉まれて、今まで一度も経験したことのない体の至福感を感じていた。だって私はいつでも頭蓋骨をゴシゴシ揉んでもらいたいと思っていたのだ。でも普通のマッサージでこんなストロークを味わったことは今までに一度もなかった。そして暖かい石が私の体のポイントに置かれ、エネルギーの流れを調節するように体全体のマッサージが始まった。もう気持がいい。他に何も表現できない、、、。私の体は宇宙に漂って癒されて、涙がこぼれて来た。最後のストロークになる頃、私の頭はまるでクリアゼーションをしているときのように宇宙の光をいっぱいに浴びて左右に揺れていた。

「終わりましたよ」みつこさんが耳元でそっと囁いた。

今日が新しいお誕生日

「いやあ、少女チックやけどな、この子には本当に天使がついてるんや」(みつこさんは関西人)セッションが終わってお茶を飲みながらみつこさんが言った。「森永のエンジェルみたいな羽根の大きな天使が本当に頭の上の所にいるのよ」私は思わず泣いた。いつも天使を感じていたけれど、本当にいてくれたんだね。いつも一緒に。みつこさんは普段体からのメッセージを受け取るけれど、こんな美しいビジョンを見たのは始めてだと言った。「めずらしいんでじっくり見せてもらいました」ふわあ、私もぜひ見たいです、、、。心の中でそう思った。

そして私の体からの声は、まずは「頭、頭、頭」と言っていたそうだ。だからあんなに一生懸命頭をマッサージされたんだ。そして「子宮が寒いよ〜」。私の子宮は今までずっと無視されてともかく寒がっていた。子宮を意識してね、使ってね、みつこさんは私の体からのメッセージを受けてブロックされているエネルギーを流してくれた。私の体は本来頭と子宮を流れるエネルギーが食い止められていて、頭のてっぺんからしかエネルギーを流していなかったのだ。

私はこれを聞いてすべて納得した。私の体はまるで少年のように細くて、今まで自分の体を女として意識したことがあまりなかった。そして今年に入って長年の生理不順がぴたっと止まり整理が順調になり始めてやっと少し体を意識し始めたところだった。そして私はこのところずっと第一のチャクラのエネルギーのことを考えていた。直感だけで動く私の人生がもっと活性化するにはその直感が何処からやってくるのか体で受け止め、腑に落とすことが必要なのだ、と感じていた。そのためには子宮を意識し使い子宮で思考すること、そうみつこさんに言われた。さっき病院で順番を待っている時エルちゃんとそんな話をしたばかりだった。女性がちゃんと子宮に繋がりエネルギーを男性に与えることで男女の素晴らしいエネルギーの流れになり、しいてはこの地球全体が癒される。私はこの気づきで新しく生まれ変わった。


天使がくれた誕生日
「子宮のところにピンクのハートがあってそこに小さな天使がいっぱい集まって、おめでとう今日は子宮のお誕生日だよ、と言ってたのよ。だからこれはあなたのもの」みつこさんが小さな天使の置物を私に差し出した。みつこさんのお知り合いが今朝みつこさんにくれたばかりという金色の天使だった。「お誕生日プレゼントや。これから天使を見る度に自分の子宮を思い出すよ」私は喜んでこのプレゼントを受け取った。

奇しくもこの日は90年ぶりの獅子座流星群の日、前回夏にLAに来た時もやはり流星群の時だった。みつこさんの旦那様のトニーがそのことを聞いてそっと「これからたくさんいいことが起るよ、ぼくは感じるんだ」と言ってくれた。

私も今、心と体と魂でそのことを感じている。

みつこさん、エルちゃん、あやかちゃん、そして今回の旅で係わったすべての人に心からありがとう。2001年11月17日、今日は私の少女から大人へのお誕生日です。

私はここに地に足をつけることを学びに来たのだ。直感とエンジェルに守られていた少女だった私が大人の女になって今までもらったたくさんの愛を今度はたくさんの人にあげるように。天使の気づきをひとりでも多くの人とシェアするために私は自分を信じて心と体と魂をすべて一緒にしてこの地球で軽やかに遊んで行こうと思う。その中にきっと私の役目があるのだと思う。

一緒に宇宙に向かって花開きましょうね