天使がくれた3日間、その後
不思議な印とともに
12/16/2001-12/21/2001

Oxnardの海
「Mioさんのダイアリーに載っていた曼陀羅って、、、」前回のロス滞在でお会いした時加藤まりさんが呟いた。「えっ?曼陀羅?」と横にいたみつこさんが驚いた様子で反応した。「そうあれは我即神也という文字が書かれた曼陀羅なんです」そう言った私を更に驚きの目でみつこさんが見て「おーっ、これやったんや、これで繋がったわ」と叫んだ。 11月11日、世界平和のお祈りの会をわが家で開いた時、私はこの我即神也の曼陀羅、そして印と始めて出会った。参加してくれたともこさんが一ヶ月掛ってお祈りの会当日に書き上がったというその曼陀羅を持参してくれたのだ。小さな米粒のような字で「我即神也」と書かれたその曼陀羅から発する光のエネルギーは尋常ではなかった。世界平和のためにまず私達が出来ること、それはわが身を神の光と同化すること。すべては自分から始まることをを知ること。この曼陀羅はその光の象徴だった。 そして「印」。「私達がしている世界平和のお祈りをもしよかったら紹介させてください」その日始めてお会いしたともこさんの友人、あんじゅりさんがその印を私達に教えてくださることになった。「わ・れ・そ・く・か・み・な・り」とひとつひとつの音を声に出しながら印を組んでいく。始まった瞬間部屋全体のエネルギーが変って行くのがわかった。「これはすごい!!!」と直感的に感じて見入っているところに、、、。ピンポーンとドアのベルが鳴った。お祈りの会のために部屋を空けてくれた峰ちゃんが帰って来たのだ。ベルで中断してしまった印の伝授。私はこの意味がとっさに飲み込めた。この印は受け入れる準備の出来ている人に伝わっていくものなのだ。見えない世界を信じそのエネルギーを信じる人に伝わっていくものなのだ。集まった人の中に「???」と感じている人が何人かいた。私はそれを感じ取っていた。「今じゃないな、、、」そうふと思った矢先にドアのベルが鳴った。「改めて時を持ちましょう」そうあんじゅりさんと約束してその不思議な印との出会いが始まった。 そして前回のロスでのみつこさんとの再会。みつこさんもすでに我即神也の印、曼陀羅と繋がっていてこれを広めて行きたいと思っていた矢先だったのだ。「これでサンフランシスコとも繋がったね」この不思議な印の世界がこれからどう広がって行くのか楽しみになっていた。 そしてその一ヶ月後、事故で廃車となった車の中の私物を引き取るために再びロスに向かった私はこの印を通して新たな人との絆を結ぶことになった。
一ヶ月ぶりに会うたかちゃん、エルちゃん、そしてまりさんと共にインド料理を楽しんだ後、エルちゃんの家でたかちゃんに印の組み方を教えることになった。ビデオテープを見ながら3人でゆっくり印を組む。ロスに着いたその日から印を組んでいる自分が不思議でしょうがなかった。それも思いもかけない場所で。まったくこの封印の解かれた世界平和の印が広がっていくのはまるで光の速さのようだ。 翌日ランチを一緒に食べたえりちゃんにも印の話をしたら「教えて!」とすぐに反応が返って来た。ロスの人達の新たなものに対する受け入れ体制の寛容さに感嘆した。今度行った時はしっかり伝授しますぜ、えりちゃん。
「未だに思い出すと恐いんよ」一ヶ月ぶりに再会したみつこさんが打ち明けてくれた。私を守っている天使の羽根があまりにもリアルで今にも羽根を動かしそうなそのビジョンを時々思い出してはちょっと恐くなるのだそうだ。「人魚がな、絵やイメージで見たらかわいいけど、ほんまに生身で海の中から出てきたら恐いやろ。うろこもあったりして、、、」うーん、確かに。それほどまでに私の天使は生身の体をしていたということか。その話以来私の天使へのイメージがぐっと鮮明になって、今ここに一緒に存在する体感を更に深く感じるようになった。生身の天使ちゃん、いつも見守ってくれてありがとう♪ そしてロスに来たのだからやはりみつこさんのマッサージを受けねば!!と再びあの究極のマッサージを受ける瞬間がやって来た。今回も完璧なるストロークで私の体が癒される至高の時を味わった。1時間半たっぷりかけて暖かい石とともに私の体の上を滑るみつこさんの手はまるでマリア様の光を届けてくれているかのように優しく暖かい。このマッサージを一人でも多くの人に受けてほしいな、そのことのお手伝いが出来たらいいな、マッサージを受けながらぼんやりそんなことを考えていた。 そしていよいよマッサージの後のフィードバック。今回の体からのメッセージは何だろう、、、。「前と同じように頭を揉まされたんやけど、前回とは違って今回はもっと頭を空白にしたり波を作ったりして、と言っていたよ」波かあ、、、大きくうねる波、さざ波のような細かい波、私の思考パターンをもっと幅広く。そして空白、時には瞑想の時のようにからっぽに。いつもハイテンションばかりじゃいかんよ。きっとそういうことなのだろうと思う。 そして今回もみつこさんはあるビジョンを見たそうだ。私の体の上2メートルほどの所に天使が居て、頭には男性、足の先には女性がふたりともヨーロッパの中世の服を着てお互いに向き合っていたそうだ。そのビジョンから得たみつこさんのメッセージは「その男性と女性は過去性であなたと深く係わっていた人かもしれない。そして今生でも既に出会っているかもしれない。でも過去性での繋がりはその時点で終わった訳ではなく、今、今生でも過去のエネルギーのまま残っている。今の繋がりと過去の繋がりすべてがこの瞬間にある」というものだった。そのメッセージの後、みつこさんの左の掌にふたりの男女と天使のエネルギーが真っ白な光となって吸い込まれ、私の第三の目に触れられていたみつこさんの右手の人指し指を通って私の体に統合された。その瞬間私は確かに宇宙の光を感じていた。 過去も現在も未来もこの瞬間にある、「神との対話」でそのことを既に読んでいた。だから今回のメッセージも私の中にストンと何の滞りもなく入って来た。今生きているということは過去に生き共有した魂の触れ合い、そして天使や精霊との繋がり、すべてが今ここにあるということなのだ。そしてその様々な繋がりの中で生かされているということなのだ。一瞬一瞬を生きるということは過去、現在、未来をこの瞬間に創り上げるということなのだ。「今がすべて」、この言葉の意味の深さがようやく実感として分かった気がした。
さて、たかちゃんの所に4泊お世話になって最後に向かうのはオックスナードに住む松島恵さんのお宅。恵さん、通称めみちゃんはホームページを通して知り合い、なんと今回家に泊めてくださるということになった。彼女は「指笛の人」。「指笛の継承者なんです」と掲示板で読んだ時は指笛って一体どんなもの?という知らない世界に触れた好奇心でいっぱいになった。めみちゃんの88歳になられるお父様は指笛を初めて音楽として世界に広めた方で、そのお父様の後継者として彼女はたくさんの苦労と試練を経てやっと指笛を自分の中で昇華し、光の伝達者としてこれから生きていこうと決めたのだった。その大切なお父様と私のお誕生日が一緒であることやいろいろなシンクロで彼女は私に暖かい目を向けてくれて今回の出会いとなったのだ。 4日間真っ青に晴れ渡ったロスからオックスナードへ向かう日は朝から曇り、車を走らせているうちにときどき雨になったり、、、。でもなぜかオックスナードへ向かううちに太陽が差して来るような予感がしていた。そうしたら、、、やっぱり向かう方向が明るくなって雲が切れ始め、とうとうぴかぴかの美しい光がやって来た。「今日向かうのはやっぱりこっちで良かったんだ!」向かうのはいつも光、今回の滞在でずっとお天気が私に示してくれた気づきだった。さあ、オックスナードまで来たよ。めみちゃん、あなたとは一体どんな出会いが待っているのでしょう。
そしてその後私のために指笛の独奏してくれて、その余りにも素晴らしい演奏にどぎもを抜かれた。人間の体を通してこれほどまでにパワフルな音が出ることを始めて知った。指笛の合間に歌うソプラノの歌声も、こんな凄いものを私ひとりで聞いていいの!?という素晴らしいものだった。お父様とともにカーネギー小ホールでも演奏したことがあるというその一流の演奏を私はロスの郊外の一軒家でひとりで聞いている、なんてすごいギフトなのだろう。とつくづくこの瞬間を天に感謝した。
「印を教えて」めみちゃんに突然言われてびっくりした。えっ、ここでも印?SFのともこさんに私から印を教えてもらったら、というアドバイスを受けていたというめみちゃんにまたまたここでも印を伝授することになった。その時私の目に止っていたのはめみちゃんが指笛を演奏している舞台写真。あれっ?なんか印の型に似ているぞ、、、。めみちゃんにそのことを言って他の写真を見せてもらうと、、、。驚いたことに彼女は指笛を演奏する合間に我即神也のある印の形を組んでいるのだった。「自然とこういう形になってしまうの。他の誰もやらないんだけど、なぜか私だけ」とめみちゃんが教えてくれた。今回の出会いはこの印がめみちゃんのもとに伝わるためのものだったのか、、、。なんだかもう泣けてしまう。魂が繋がった者同志の深いかかわり合い、そしてその背後にある宇宙の計らい、すべてが完璧なタイミングで起っているのだ。 印を二人で組みながらめみちゃんが泣いていた。音と形を通して一本の光が体を通ったような感じがした。この出会いがこれからもっともっと光の束となってその中でみんながダンスしている。そんな光景がふと目に浮かんだ。 私の旅をいつも見守ってくれている天使に感謝しながら、、、。
最後まで読んでくれてありがとう。
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