Day 1 (Part1)
 
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プロローグ

シャスタ山に行ってみたい。そんな思いに駆られたのは今年に入ってどこからともなく聖なる山「マウント・シャスタ」の名前を聞き始めた頃からだった。シャスタ山が何処にあって、どんな歴史があるのか、一切の予備知識もないまま、心だけがシャスタに捕らわれていた。そして4月のボールダー・エンジェル・ツアーで知り合ったソウルファミリーのみおじー&ゆきぴーさん(ツアー体験記どーむくんバージョンもお楽しみください)がこの9月にシャスタ山に行くと聞いた時、熱にうなされた子供のように「私も行く!」とつぶやいていた。

まず行くことだけを決めてから、事は起こった。貯金もないのに行くと言い出した私に峰ちゃんは旅行代金を全額出してくれた。スピリチュアルなことに関心のないわたしのソウルメイト、ボールダーに行って来たばかりの私になぜかあきれた顔もせず「行ってくれば」と言ってくれた。「あっ、やっぱり行くことになっているんだ」そんな思いが込み上げてきた。一体シャスタ山には何があるんだろう。そして何が待っているんだろう。出発まで期待と未知の世界への好奇心でいっぱいの日々だった。

出会い

今回の旅を企画、同行するのはハワイ在住のヒーリング・シンガー、篠塚澄子さん。彼女は小さい頃から自分の歌で周りの人達が気持良くなることを経験する。そしていろいろなキャリアを積みながら人生の一瞬一瞬を生ききった時、宇宙のメッセージを受け取ったという素晴らしい包容力とガッツとそしてかわいらしさのある魅力的な女性だった。私は彼女の作り上げた「クリアゼーション」というヒーリングプロセスがとてつもなくパワフルなことをこの旅を通して身をもって体験することになる。

私を含めて23人のツアー参加者そして澄子さんを含めて6人のスタッフ、総勢29人のシャスタ山へのツアーが始まった。前回のエンジェル・ツアーの倍の参加者、こんなに沢山の人といっぺんに親しくなれるのだろうか...、出発前の不安な気持、でもシャスタが呼んでいるんだから一人でも得るものが大きいはず、そんな気持を胸にツアーバスはいよいよサンフランシスコ空港を後にした。

バスの中で隣に座った片川さんという女性が澄子さんのツアー参加4回目という話を聞いて、このツアーがかなりパワフルだということを感じた。クリアゼーションは何回受けてもその度に新鮮で、始めての人でも大丈夫と聞いて心が軽くなった。

シャスタまでの道、バスの中でひとりひとりの短い自己紹介、みんなそれぞれの思いを込めてこのツアーに参加していることを知って、さっきまでの不安は少しづつ消えつつあった。

この旅の目的はひとりひとりが自然の中で思いっきり楽しんで宇宙からの愛と光を浴びて魂を浄化すること。そしてひとりひとりが光輝き、自分自身に気づき楽しいことをわくわくと心から楽しむ時、気づきの輪が広がり地球を癒す。「ただ魂の喜ぶことをする」それだけで地球が癒されるなんて、素敵なことだな。よーし、この5日間思いっきり楽しんじゃおう! そう心に決めた。

いよいよ到着! でも雲が...

サンフランシスコからバスで5時間、途中天候不順で雨の中のドライブとなってしまった。私たちのツアーの1日前に旅を終えたAグループの時は連日華氏90度を越える猛暑だったという。1年中で一番お天気の良いこの時期を選んでツアーを企画した澄子さんもこの悪天候には驚いていた。「雨によって浄化が始まっているのよ」そんな言葉に何か私たちのグループに素晴らしいことが起こるような素敵な予感がした。それでもいよいよシャスタに到着する頃には雲の間から青空が覗き始めた。そう言えば前回のエンジェルツアーも初日はお天気が悪かったな、でも結局素晴らしい日々を過ごせたので今回もきっと素敵なことが起こるに違いない。そしてこの天候不順は以後のツアーも続くのだけど、これは私たちに奇跡を信じさせてくれるシャスタ山のマスター達からの素晴らしいプレゼントだったのだ。

天国のお花畑

まず、到着して最初に訪れたのは霧の中の幻想的なお花畑。そこに足を踏み入れた瞬間、誰もが「ここは天国みたいだ!」とつぶやいていた。夢で見る天国はこんなお花畑、瞑想中に目に浮かぶのはまさしくこんなお花畑。水と風と色とりどりの小さな花達が静かに私たちを待っていてくれた。このお花畑での自由時間の間、私はひとりで森の奥に入ってみた。少し小高い丘の上に着いたとき突然太陽が顔を出して温かなぬくもりを体全体に感じた。そのとき私の心の中に母や父に対する感謝の気持が突然沸いて来て涙が込み上げて来た。嫌いだった父、でも今は無条件でありがとう、と涙を流す自分がそこに居た。 

To be continued...